どうして外食よりも、
家で食べたほうがいいのか?
栄養の問題もあるでしょう。
添加物、衛生環境の課題もあるでしょう。
でも、それよりも何よりも、
料理に愛情がこもっているか。
ここがポイントなのでは?
どうして「おふくろの味」は、おいしいのか。
「愛情」という、
料理に最も欠くべからざる栄養が加えられて
いるからではなかろうか。
おかあちゃんが
「おいしくなあれ」と思いをこめるたび、
その思いを料理が受けとめているのかも
しれない。
だから食べると元気になるのでは?
家庭で食卓を囲むと、疲れも吹き飛びます。
それは楽しい雰囲気が影響している
でしょう。
でも、
おかあちゃんが持たせてくれたおにぎりを食べても、
同じように元気になる。
やっぱり、その食べ物に、おかあちゃんの
「おいしくなあれ」
の気持ちが宿っているのかもしれません。
◇
コンビニに置いてあるものや
ファーストフードって、
「けっこう食べたのに、な~んか、おなかいっぱいに
ならないな」
と思ったことありません?
じゃあ、あまりエネルギーがとれてないのかな、
と思って菓子パンのカロリー表示をみると、
ちっこいパンだったのに
平気で400キロカロリーとか書いてあったりする。
ごはん2杯をこえています。
エネルギー自体は、おかあちゃんのおにぎりより
はるかに多くとれているのだ。
なのに、
食べても、ど~も満たされない。
まだ、ほかに何かつまみたくて
しょうがない。
おなかは苦しいのに、頭のほうは、どうも
「食事をし終えた」
と認識してくれていないらしい。
なんでだ?
おかあちゃんの
「おいしくなあれ」
が入っていないからじゃないか。
コンビニの食品、
なるほど味つけはこっています。
マックに吉野家、たしかに舌先にはおいしく
感じられます。
なのに、
セットを食べても、
大盛を平らげても、
「なにかを食べ終えた」という感覚がいっこうに
残らない。
これって私だけですか。
と疑問に思い、友人たちにインタビューしたところ、
同じことを感じていた人が何人もいました。
「食べればおいしいのに、なんでだろうね」
と首をひねっていた。
つまりその味を認めているのだ。
「おいしいんだから、
もうちょっとなんとかなんないの」
と、むしろこうした加工食品に期待を寄せて
いるのです。
思うに、これは栄養素の欠落だけじゃない。
アイジョー不足。
愛情が入ってあれば 少しの量でも 満足できますよね。

